屋根の葺き替えにかかる費用は?内訳や注意点、安くする方法も解説
- 屋根工事

「屋根の葺き替えを検討しているけど、費用が高そうで不安」
「適正価格で施工できる業者に依頼したい」
葺き替えは、古い屋根材を撤去して新しい屋根に交換するリフォーム方法です。
撤去せずに屋根を設置するカバー工法よりも費用が高くなり、予算内で施工できるか不安な方もいるでしょう。
本記事では、屋根の葺き替えにかかる費用相場や内訳、安く抑える方法を紹介します。
注意点や信頼できる業者の選び方も詳しく解説しているので、屋根の葺き替えを検討している方はぜひ参考にしてください。
屋根の葺き替えにかかる費用

屋根の葺き替えにかかる費用は、100〜220万円が相場です。
屋根面積の大きさや使用する屋根材の種類によって、費用が変動します。
葺き替えは古い屋根材を撤去する工程と新しい屋根材を設置する工程があり、時間と手間がかかることからほかの工法よりも高額です。
具体的な費用を知りたい方は、屋根工事を行っている業者に見積もりを依頼しましょう。
屋根の葺き替えの費用内訳

屋根の葺き替えにかかる主な費用の内訳は以下のとおりです。
・足場の設置
・屋根材の撤去
・下地補修
・屋根材の設置
・諸経費
足場の設置は高所作業の安全確保のために必要で、10~20万円程度が相場です。
屋根材の撤去については既存の屋根を解体する作業で、1平方メートルあたり1,200~6,000円程度かかります。
下地補修では野地板の増し張りや防水シートを設置し、1平方メートルあたり2,500~6,500円程度の費用が必要です。
屋根材の設置は、材料によって1平方メートルあたり4,000~18,000円程度と幅があります。
諸経費は交通費や一般管理費などが含まれており、費用全体の10~25%程度が目安となります。
葺き替えで使われる屋根材と費用相場

屋根の葺き替えで使用される屋根材には、主に以下の3種類があります。
・ガルバリウム鋼板
・スレート
・瓦
それぞれの屋根材の特徴と費用相場について、詳しく見てみましょう。
ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板は、アルミニウムや亜鉛などを含んだ合金にメッキ加工を施した金属屋根材です。
1平方メートルあたり5,000~15,000円程度が相場です。
耐久性に優れており、かつ軽量であるため建物の耐震性への影響を最小限に抑えられます。
耐用年数は25~40年程度と長い傾向にあります。
金属屋根のなかでも錆びにくく、長期間美観を維持できるのも大きなメリットです。
ただし、サビに強いもののメンテナンスを怠ると腐食するおそれがあるので注意が必要です。
スレート
スレートは、セメントに繊維素材を配合させた平たい板状の屋根材です。
1平方メートルあたりの費用相場は4,000〜8,000円となっています。
ほかの屋根材より安価で瓦より軽量なため、初期費用を抑えたい方に向いています。
カラーバリエーションが豊富で、外壁塗装の色にあわせやすいのもメリットです。
ただし、耐用年数は15~30年でガルバリウム鋼板や瓦と比較すると耐久性に劣る傾向があります。
ひび割れやコケ・カビなどが発生しやすく、定期的に塗装メンテナンスが必要です。
瓦
瓦(和瓦)は、1平方メートルあたり5,500〜18,000円程度が相場で、もっとも高額な屋根材です。
耐用年数が50年~100年と非常に長く、メンテナンスの手間が少ないのが大きな特徴です。
断熱性や遮音性に優れており、夏は涼しく冬は暖かい住環境をつくれます。
和風住宅だけでなく洋風デザインの瓦もあり、幅広い住宅に対応できます。
ただし、重量があるため建物への負担が大きく、耐震性が下がるリスクがある点に注意が必要です。
屋根の葺き替えにかかる費用を抑える方法

屋根の葺き替えは高額ですが、以下の方法を活用することで費用を抑えられます。
・地元の専門業者に依頼する
・補助金や火災保険を活用する
・外壁塗装も同時に行う
できるだけ安く高品質な施工を行いたい方は、ぜひ参考にしてください。
地元の専門業者に依頼する
地元密着の専門業者に依頼することで、ムダなコストを削減し適正価格で工事を依頼できます。
大手リフォーム会社や仲介業者を経由すると、仲介手数料が工事費用に上乗せされ高額です。
地元の屋根専門業者であれば、自社職人が施工するため仲介手数料が発生せず、費用を抑えられます。
移動距離が短く交通費などの諸経費も抑えられ、迅速な対応が期待できるのもメリットです。
補助金や火災保険を活用する
国や自治体が実施している補助金制度や、火災保険を活用することで費用負担を軽減できます。
屋根の葺き替えは、既存住宅の長寿命化を目的とした「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の対象工事に該当する可能性があります。
自治体によっては地元の業者に依頼した人を対象に補助金を支給する制度を行っているところも少なくありません。
また台風や大雪などの自然災害による損傷であれば、火災保険が適用される可能性があります。
屋根が破損してから3年以内であれば申請が可能です。
それぞれ利用したい補助金制度や火災保険があれば、適用できるか確認し適切な方法で申請しましょう。
外壁塗装も同時に行う
屋根の葺き替えと外壁塗装を同時に行うことで、足場の設置費用を1回分に抑えられます。
足場の設置費用は10~20万円程度かかるため、別々に工事をするよりコストを削減できます。
屋根と外壁を同時にリフォームすることで、建物全体の外観を統一できるのもメリットです。
1回で施工する分まとまった費用が必要になりますが、長期的にコストを抑えたい方はぜひ同時に施工しましょう。
屋根の葺き替え工事の費用で注意すべきこと

屋根の葺き替え工事を依頼する際には、以下の点に注意しましょう。
・アスベストが含まれている場合は高くなる
・見積書の内容は詳しく確認する
費用面でトラブルが発生しないためにも、ぜひご覧ください。
アスベストが含まれている場合は高くなる
既存の屋根材にアスベストが含まれている場合、通常の葺き替えよりも費用が高額になります。
2004年以前に建てられた住宅では、屋根材にアスベストが使用されているケースが少なくありません。
アスベストを含む屋根材を撤去する際は、特殊な処理が必要となり専門の業者が対応します。
自宅の屋根にアスベストが含まれているか不明な場合は、葺き替え工事を依頼する前に業者に調査してもらいましょう。
事前に把握しておくことで、予算の見通しが立てやすくなります。
見積書の内容は詳しく確認する
見積書の内容は詳細に記載されているか必ず確認しましょう。
業者によって書き方が異なるためです。
作業項目ごとに費用が細かく記載されていれば信頼できる業者であると判断できます。
一方で「作業一式」と記載している業者は、どの作業や材料に費用がかかっているか曖昧なため注意が必要です。
作業内容が不明瞭だと施工後に追加料金を請求されたり、手抜き工事をされたりなどのトラブルが発生するおそれがあります。
見積書の内容でわからない点があれば、必ず納得がいくまで質問しましょう。
質問に対し曖昧な返答をする業者であれば、依頼しないことをおすすめします。
屋根の葺き替え費用は業者選びが重要

屋根の葺き替え工事の費用相場は60~260万円程度です。
使用する屋根材や建物の状況によって大きく変動します。
費用を抑えるには補助金や火災保険を活用したり、外壁塗装と同時に行ったりすることが有効です。
施工する際は丁寧に調査し適正価格で見積もりを出す業者に依頼するのが大切です。
タカハシ塗装でも、葺き替え工事をはじめとする屋根リフォームを行っています。
足場から施工まで自社の職人が一貫して対応するため、仲介手数料が発生しません。
屋根の隅々まで点検・診断し、お客様の要望にあったプランを提案します。
代表の高橋が直接ご相談を承りますので、屋根の葺き替えをご検討の方はお気軽にお問い合わせください。