セキスイハイムの外壁塗装はどこに依頼すべき?業者の選び方を紹介
- 外壁塗装

「セキスイハイムの外壁塗装はどこに依頼すればいい?」
「できるだけ費用を抑えつつ信頼できる業者を選びたい」
このように思っている方もいるのではないでしょうか。
セキスイハイムの外壁塗装はハウスメーカーや塗装業者に依頼できます。
ただし、それぞれメリットやデメリットがあるため、事前に特徴を把握してから業者を選ぶことが大切です。
本記事ではセキスイハイム住宅の外壁の特徴や工事を依頼できる業者について紹介します。
ハウスメーカーや塗装業者に依頼するメリットやデメリット、業者の選び方も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
セキスイハイムの外壁の特徴

セキスイハイムは積水化学グループの住宅ブランドで、セキスイボード株式会社という会社が外壁材を生産しています。
セキスイハイムの外壁は大きく分けて以下の3種類があります。
・磁器タイル外壁
・レリーフウォール外壁
・ジオマイト外壁
それぞれ自宅がどのような外壁材が使われているか確認するためにも、ぜひ参考にしてください。
磁器タイル外壁
セキスイハイムの磁器タイルは、石英や長石などの無機物を高温で焼き締めた外壁材です。
耐久性が高く、耐用年数は30年ほどになります。
下地にSFCボードというセキスイハイム独自の外壁材の上にタイルを貼り付けており、二重構造になっているため外壁の強度が高いです。
原則として塗装メンテナンスが不要で、目地のガスケットやコーキングの交換だけでメンテナンスが完了します。
レリーフウォール
レリーフウォールは、木の繊維と熱硬化型セメントを独自配合で混ぜ合わせて作られた、セキスイハイム独自のサイディングボードです。
原料をプレス機で20mmの厚さまで圧縮することで、隙間のない強度のある外壁材を実現しています。
表面にはUVAコーティングという特殊なクリア塗装が施されており、紫外線にも強いのが特徴です。
レリーフウォール外壁の住宅の場合は、15~20年ごとに塗り替えが必要です。
ジオマイト外壁
ジオマイト外壁は基本的な性能はレリーフウォールと同じ外壁材ですが、深い凹凸により立体的なデザインになっています。
衝撃に強く、耐久性や耐候性にも優れています。
ジオマイト外壁には、ダークブルーマイカやダークブロンズマイカというプレミアムカラーがある点が大きな特徴です。
プレミアムカラーにはマイカという素材が使われており、光の当たり方により色が変化します。
性能はレリーフウォールとほとんど変わりませんが、デザイン性に優れているのがジオマイト外壁の魅力です。
セキスイハイムの外壁の注意点

セキスイハイムの外壁のなかでも磁器タイルは「メンテナンスフリー」と言われていますが、実際には定期的な点検とメンテナンスが必要です。
メンテナンスフリーという言葉に惑わされて放置してしまうと、劣化が進行しより大規模な修繕が必要になるおそれがあります。
磁器タイル外壁は塗り替えは不要ですが、タイルの剥がれや目地部分のコーキング・ガスケットの劣化は避けられないため、必ず10年ごとに定期点検を行いましょう。
定期点検を行うことで、小さな不具合を早期発見し大規模な修繕による費用負担の増加を防げます。
なお、レリーフウォールとジオマイト外壁は塗装をしている外壁のため、定期的に塗り替えが必要です。
セキスイハイムの外壁塗装の事例

セキスイハイムの住宅で外壁塗装を行った事例を紹介します。
ビフォー

アフター

・施工内容:外壁塗装/軒天塗装/雨樋塗装/破風板塗装/換気フード塗装/シャッターBOX/ひさし塗装/コーキング工事/光触媒トップコーティング
・工期:約3週間
・築年数:約21年
・外壁塗料:アステックペイント 超低汚染リファイン MF‐IR(遮熱塗料) バーチグレ
・光触媒トップコーティング:クリスタルシーズン
・コーキング:オート化学工業 オートンイクシード
築21年のセキスイハイム住宅の事例です。
外壁にひび割れがあったと連絡をいただき、現地調査に伺ったところ外壁塗装と下地補修が必要な状態であることがわかりました。
セキスイハイムの住宅であったため、外壁材と相性のよい塗料を提案し丁寧に仕上げました。
セキスイハイムの外壁塗装ができる業者の種類とメリット・デメリット

セキスイハイムの外壁塗装が可能な業者は主に以下の2種類に分類できます。
・セキスイハイムグループのリフォーム会社
・塗装業者
それぞれにメリット・デメリットがあるため、費用面やサービス内容を比較して選ぶことが重要です。
以下でそれぞれの特徴を詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
セキスイハイムグループのリフォーム会社に依頼するメリット
セキスイハイムグループのリフォーム会社に依頼するメリットは以下のとおりです。
・自社で建てた家なので構造をしっかり把握している
・自分で塗装業者を選ぶ手間がない
セキスイハイムグループのリフォーム会社は、自社で建てた家の構造を把握しているため、適切な工法で施工してもらいやすいのがメリットです。
建築時の図面や使用材料などをもとに、外壁の特性にあわせて施工してもらえます。
自分で塗装業者を探す手間が省ける点も大きな魅力です。
複数の業者から見積もりを取ったり、信頼できる業者かチェックしたりなど時間をかけたくない方は、セキスイハイムグループのリフォーム会社が向いています。
セキスイハイムグループのリフォーム会社に依頼するデメリット
セキスイハイムグループのリフォーム会社に依頼するデメリットは以下のとおりです。
・費用が高くなる
・塗料の選択肢がない
・下請けや孫請けの塗装業者を自分で選べない
セキスイハイムグループのリフォーム会社に依頼すると、費用が塗装業者より高くなります。
リフォーム会社が下請けや孫請けの業者に施工を委託しており、中間マージンが発生するためです。
また、セキスイハイムの塗料を使うため選択肢が限定されます。
他社の低価格の塗料や自分の好みの色を選べないおそれがあるため注意が必要です。
ほかにも下請けや孫請けの塗装業者を自分で選べず、技術力や対応の良し悪しなどを事前に把握できない点もデメリットです。
下請けや孫請けの塗装業者の技術力にばらつきがあるため、場合によっては技術力の劣る業者が施工することもあります。
塗装業者に依頼するメリット
塗装業者に依頼するメリットは以下のとおりです。
・セキスイハイムより低価格で施工できる
・柔軟に対応してもらえる
塗装業者に直接依頼することで、ハウスメーカーやリフォーム会社よりも費用を安く抑えられます。
塗装業者は外注せず自社で施工しており、中間マージンが発生しないためです。
同じ予算でもワンランク上の塗料を使用したり、追加工事を行ったりできます。
また塗装業者は細かな要望にも柔軟に応えてくれることが多いです。
塗料の種類や色など塗装に関する要望を汲み取り、最適なプランを提案してもらえます。
とくに地域密着型の業者であれば、緊急時も早く現地に駆け付けて対応してもらえます。
費用を抑えながら、自分の希望に合った施工を実現したい方に塗装業者はおすすめです。
塗装業者に依頼するデメリット
塗装業者に依頼するメリットは以下のとおりです。
・自分で探す手間がかかる
・悪質な業者に依頼するリスクがある
一般の塗装業者に依頼する場合、自分で信頼できる業者を探さなければなりません。
インターネットや口コミで情報収集し、複数の業者から見積もりを取って比較検討する必要があります。
また、セキスイハイムの特殊な外壁材に関する知識が不足している業者も存在し、適切でない施工方法により不具合が発生するリスクもあります。
悪質な業者に依頼してしまうと、手抜き工事や追加請求などのトラブルに巻き込まれる可能性もあるため、業者選びには注意が必要です。
セキスイハイムの外壁塗装業者の選び方

信頼できる外壁塗装業者を選ぶには、以下のポイントを押さえましょう。
・セキスイハイムの実績が豊富である
・見積書の内容が詳細に記載されている
・質問に対して丁寧に回答してくれる
・時間をかけて点検している
最初にセキスイハイムの施工実績があることを確認しましょう。
業者のホームページにセキスイハイムの施工実績が多数掲載されていれば、セキスイハイムの住宅に関する知識をもっていると判断できます。
見積書については工事内容や使用する塗料の種類と量などが詳細に記載されているかを確認しましょう。
不明な点があれば詳しい説明を求め、納得したうえで依頼することが大切です。
また説明の分かりやすさや質問への回答の的確さなど、スタッフのコミュニケーション能力も重要な判断基準となります。
ほかにも時間をかけて点検し、劣化状況を写真付きで報告してくれる業者であれば信頼性が高いでしょう。
セキスイハイムの外壁塗装は施工実績が豊富な業者に任せよう

セキスイハイムの外壁塗装リフォームはセキスイハイムグループのリフォーム会社か、一般の塗装業者に依頼できます。
それぞれメリットとデメリットがあるため、特徴を把握したうえで探すことが大切です。
一般の塗装業者を選ぶ際は、セキスイハイムの施工実績や見積書の内容を確認しましょう。
タカハシ塗装ではセキスイハイム住宅の外壁塗装の施工実績が豊富にあります。
LINEやメールなら24時間連絡を受け付けていますので、外壁塗装を検討している方はお気軽にご相談ください。





