三井ホームの外壁塗装の費用相場|施工のタイミングや注意点も紹介
- 外壁塗装
「三井ホームに外壁塗装を依頼したら費用が高くなるの?」
「どこの業者に頼めばいいかわからない」
三井ホームの外壁塗装は、独自の仕上げ方法や専用塗料が使われているため、一般的な住宅とは異なる知識が必要です。
しかし、費用相場を知らないまま依頼すると適正価格かどうか判断できず、損をしてしまう可能性があります。
本記事では、三井ホームの外壁の特徴や塗装にかかる費用を紹介します。
塗装のタイミングや依頼できる業者の種類も紹介しているので、三井ホームの外壁塗装を検討している方はぜひ参考にしてください。
三井ホームにおける外壁塗装の特徴は?

三井ホームの外壁の特徴として、主に以下の2点が挙げられます。
・仕上げの方法が5種類ある
・仕上げ材にSBフィニッシュやMGクレイが使われている
それぞれの特徴を把握しておくことで、業者との打ち合わせがスムーズになるので、ぜひお読みください。
仕上げの方法が5種類ある
三井ホームは、外壁の仕上げにスプレーガンを用いて吹き付けを行っています。
砂や石などの素材を吹き付けることで、意匠性のある外壁にしているのが特徴です。
三井ホームには以下5種類の吹き付け方法があります。
・吹放し仕上げ:スプレーで吹き付けるだけの工法
・キャニオン仕上げ:吹き付け後にキャニオンローラーという特殊なローラーで模様付けする工法
・テール仕上げ:吹き付け後にコテで平らに押さえる工法
・トラバーチン仕上げ:テール仕上げより大きな骨材を使い、コテでならす工法
・こてランダム仕上げ:小さな骨材を吹き付けた後に、コテを扇状に動かして模様をつける工法
それぞれの工法によって模様や凹凸に違いが生まれます。
仕上げ材にSBフィニッシュやMGクレイが使われている
三井ホームの外壁塗装には、塗料メーカーのエスケー化研が販売している以下の仕上げ材が使用されています。
・SBフィニッシュ
・MGクレイ
それぞれ三井ホーム向けに作られた特殊な仕上げ材です。
2つを比較すると、MGクレイのほうがグレードの高い製品となっています。
どちらも耐候性に優れており、長期間美観を維持できます。
ただし、経年劣化により仕上げ材の性能が下がるため、定期的なメンテナンスが必要です。
三井ホームの外壁塗装の費用相場は?

三井ホームのメンテナンス費用は、一般的な住宅の相場と比較して高くなる傾向があります。
約30坪の住宅でメーカーに依頼した場合の費用相場は120〜200万円 ほどです。
一方で、専門業者に依頼した場合の費用は70〜110万円程度です。
三井ホームが高い理由は、主に以下の2つがあります。
・外壁塗装を下請け業者に発注しており中間マージンが発生するため
・独自の仕上げ材を用いてデザイン性を重視した施工を行うため
適正価格でメンテナンスを行うためには、まずこの価格構造の違いを正しく把握しておく必要があります。
費用を抑えたい場合は、三井ホームではなく外壁塗装の専門業者に依頼することも選択肢のひとつとして検討しましょう。
三井ホームの外壁塗装の費用が変わる要因は?

三井ホームの外壁塗装は、同じ広さの住宅でも工事の内容によって金額が変わります。
吹き付けの模様をどこまで再現するかで、手間と使う材料が変わります。
元の模様に近づけるほど、仕上げの作業は増えがちです。
つやを抑えるなど、仕上げの種類によっても手間が変わります。
補修の範囲も要因のひとつです。
ひび割れや傷みが外壁の広い範囲に及ぶほど、下地の補修に時間がかかります。
塗料の種類によって材料費や耐用年数が異なる点も、費用に影響する要素です。
足場は建物の大きさや形に応じて必要な範囲が決まり、その分が費用に加わります。
三井ホームの外壁塗装の費用を抑える方法は?

外壁塗装の費用は、塗り替えの時期や工事の進め方を工夫すれば抑えられる場合があります。
工事の質を保ちながら費用を抑える考え方は、次のとおりです。
・劣化が軽いうちに塗り替える
・別の工事と同時に行う
・塗料のグレードを抑える
まず、外壁の劣化が深刻にならないうちに塗り替えましょう。
ひび割れや塗膜の剥がれを放置すると補修の範囲が広がり、その分だけ費用が増えます。
早めの塗り替えは、建物を長く保つうえでも有効です。
他にも、屋根塗装やベランダ塗装など他の修理とまとめて行うことで、足場の設置など共通する工程にかかる費用の出費を減らせます。
また塗料のグレードを抑えることも、費用の低減に貢献します。
塗料の単価が下がれば、そのぶん費用も下がってお手頃価格で施工可能です。
ただし低グレードの塗料は、耐用年数が短かったり機能性が弱かったりする場合があります。
「価格の安さを重視しすぎてしまい、すぐに塗装が必要になった」「機能性が弱くて過ごしにくくなった」と後悔しないよう、塗料のグレードの落としすぎには注意しましょう。
三井ホームで外壁塗装を行う際のポイントは?

三井ホームへの依頼を検討している場合は、長期保証サポート「キープウェル」の内容を事前にしっかり確認しておきましょう。
キープウェルは最長で30年保証される制度ですが、継続させるには10年ごとに有償のメンテナンスを受ける必要があります。
条件を満たさないと保証が無効になってしまうため、注意が必要です。
また保証を継続されるために多額のメンテナンス費用が必要となります。
三井ホームで外壁塗装をする際は、保証の継続条件や発生するコストを考慮したうえで依頼しましょう。
三井ホームの外壁塗装を依頼できる業者の種類は?

三井ホームの外壁塗装を依頼できる業者は、ハウスメーカー(三井ホーム)と地元の業者の2つがあります。
三井ホームに依頼すれば、自社で建てたお家なので工法や修理履歴を把握しているため、安心感があります。
ただし、工事そのものは下請けの業者が担当することがほとんどです。
地元の業者に依頼すれば、三井ホームに依頼する場合よりもお手頃価格での施工が期待できます。
ただし業者によって技術力に差があったり、ハウスメーカーの保証が切れてしまったりする点には注意が必要です。
安心感や保証を重視するなら三井ホーム、価格を重視するなら地元の業者に相談してみましょう。
三井ホームの外壁塗装を専門業者に依頼するメリットは?

三井ホームでなくても、外壁塗装は専門業者に依頼することが可能です。
専門業者に依頼すると、以下のようなメリットがあります。
・三井ホームに依頼するより費用を安く抑えられる
・細かい要望にも応えてもらえる
それぞれ詳しく解説します。
三井ホームに依頼するより費用を安く抑えられる
専門業者は仲介手数料が発生しないため、三井ホームより施工費用を安く抑えられます。
ハウスメーカーでは工事を行う下請け業者へのマージンとして、多額の手数料が見積もりに上乗せされます。
一方専門業者は自社職人が在籍しており、下請け業者を使用していないことがほとんどです。
三井ホームに同じ施工内容で依頼したとしても、専門業者のほうが低価格で施工できます。
細かい要望にも応えてもらえる
専門業者に依頼すると、担当の職人と直接打ち合わせができるため、細かいこだわりにも柔軟に対応してもらいやすくなります。
とくに塗料の選択肢が広がる点は大きなメリットです。
三井ホームに依頼する場合は使用できる塗料が限られますが、専門業者であれば複数のメーカーや製品から自分の希望に合った塗料を選べます。
外壁の色にこだわりのある方は、専門業者への相談が向いています。
三井ホームの外壁塗装を専門業者に依頼するデメリットは?

専門業者に依頼するデメリットは、以下があります。
・業者によって技術力が異なる
・悪質な業者に依頼するとトラブルになることがある
業者によって技術力や対応品質に大きな差があり、悪質な業者に依頼してしまうとトラブルに発展するリスクがあります。
施工不良や契約後の追加請求などといったトラブルが少なくありません。
トラブルを防ぐためには、業者を選ぶ際に以下の点を必ず確認しましょう。
・施工実績が豊富か
・見積書に使用塗料や作業内容、数量が詳細に記載されているか
・施工後の保証内容と期間が明記されているか
それぞれ確認することで、信頼できる業者か判断しやすくなります。
三井ホームの外壁塗装を任せる業者の見極め方は?

外壁塗装の仕上がりは、塗料だけでなく、施工する業者の対応にも左右されます。
依頼先を決める前に、次の点を確認しましょう。
・事前の現地調査が丁寧か
・契約書に工事内容・費用・期間が書かれているか
・工事後の立ち会い確認があるか
事前の現地調査では、時間をかけて外壁を見たうえで、診断の結果を説明してくれるかを確認します。
契約書は、口頭の説明だけで進めず、書面で残してもらうことも重要です。
工事内容・費用・期間が書かれているかを確認しましょう。
工事後は、仕上がりを一緒に確認し、気になる点を伝える機会があるかも質問しましょう。
一方で、以下のような兆候がある業者は避けたいところです。
・大幅値引きをうたう業者
・契約を急がせる業者
根拠のない大幅値引きをうたう業者は、値引きの理由を説明できない場合、必要な工程が省かれていないか注意しましょう。
また「いま契約すれば大幅割引を受けられる」「今すぐに修理しないと大変なことになる」など、危機感を煽って契約を急がせる業者にも要注意です。
その場で契約を決めず、「家族と相談したい」など落ち着いて対処しましょう。
三井ホームの外壁塗装が必要な理由は?

以下の理由から外壁塗装は必要です。
・防水性の維持
・建物の保護
・美観の維持
外壁は年数が経つと塗膜の機能が落ち、外壁が水を弾きにくくなります。
外壁の防水性が下がると、雨水が外壁内部へ浸入しやすくなり、さまざまなトラブルを引き起こす原因となりかねません。
外壁材や下地が雨水を含んだまま放置されると、傷みが広がって補修の範囲も広がりやすいです。
定期的に塗り替えて塗膜を保つことが、建物を長く守ることにつながります。
また外壁を塗装することで、色あせや塗装の剥がれが改善されるため、自宅の美観を維持できます。
吹き付けによる意匠性を活かした外観を保つうえでも、塗り替えは欠かせません。
三井ホームの外壁塗装を行うタイミングは?

三井ホームのお家もほかの住宅と同様に10~15年に1回外壁塗装を実施しましょう。
具体的なサインは次のとおりです。
・チョーキングが出ている
・ひび割れが出ている
・カビやコケが生えている
・色あせが目立つ
・塗膜が剥がれたり膨れたりしている
・付帯部が劣化している
個人でも確認しやすいものから順に紹介します。
チョーキングが出ている
チョーキングは外壁を手で触ったときに白い粉が付く現象で、塗膜の機能が低下している証拠です。
塗膜が紫外線や雨にさらされて傷むと、塗料の成分が粉状になって表面に出てきます。
手のひらで軽くなでて白い粉が付くなら、塗り替えを考え始める時期です。
ひび割れが出ている
ひび割れは、外壁の傷みを知らせる代表的なサインです。
外壁表面に亀裂が入っている状態で、そのまま放置すると内部への雨水の浸入につながるため早急に塗装する必要があります。
ひびの大きさにかかわらず、雨がかかりやすい面は念入りに確認しましょう。
小さなひびも、放置すれば広がるおそれがあります。
カビやコケが生えている
湿気がこもりやすい北側や日陰の面に、緑色や黒っぽい汚れが広がっていないか確認しましょう。
吹き付けの凹凸の奥まで入り込んでいる場合もあります。
カビやコケも防水性が失われているサインです。
放置するとより劣化が進行して修理費用も高くなるので、早めにメンテナンスすることが大切です。
色あせが目立つ
色あせは、外壁の色が全体に薄くなったり、場所によってまだらになったりする状態を指します。
塗膜が紫外線の影響を受けているサインで、防水性の低下が始まっている可能性があります。
日差しを受けやすい面から先に進みやすいため、面ごとの違いも見比べましょう。
塗膜が剥がれたり膨れたりしている
塗膜が剥がれたり膨れたりしている場合は、塗膜が下地に密着できなくなっています。
その部分から雨水が入り込み、下地まで傷みが進むおそれがあります。
剥がれは範囲が広がりやすいため、気づいた時点で早めに状態を確認することが大切です。
付帯部が劣化している
外壁の目地のシーリングや破風、軒天井、雨樋、ベランダ防水などの付帯部も、外壁と同じように紫外線や雨にさらされています。
ひび割れや剥がれが出ていないか、あわせて確認しましょう。
外壁だけを塗り替えて付帯部が傷んだままだと、そこから水が浸入するおそれがあります。
外壁と同時に確認すれば、必要な補修を一度に進められます。
三井ホームの外壁塗装の流れは?

三井ホームの外壁塗装は、次の順番で進むのが一般的です。
工事の全体像を知っておくと、業者との打ち合わせもスムーズになります。
・現地調査と診断
・見積もりと契約
・色決めと近隣へのあいさつ
・足場の設置
・高圧洗浄と下地補修
・養生
・塗装
・完了検査と引き渡し
現地調査と診断では、外壁や付帯部の状態、仕上げの種類を確認し、傷みの程度を診断して、工事内容を決めます。
見積もりと契約では、調査の結果をもとに工事内容と費用が示され、内容に納得したうえで契約を結びます。
色決めと近隣へのあいさつでは、塗料の色を決め、着工の前に近隣へあいさつを実施して近隣トラブルの発生を予防する段階です。
足場の設置では、高所での作業を安全に行うため、建物の周囲に足場を組みます。
飛散防止のネットを張る場合もある工程です。
高圧洗浄と下地補修では、汚れや古い塗膜を洗い流し、ひび割れやシーリングを補修します。
養生は、窓や玄関まわり、植栽など、塗料を付けない箇所を覆う作業です。
塗装では、下塗りで外壁と塗料を密着させたうえで、仕上げの塗料を重ねて塗ります。
完了検査と引き渡しは、塗りムラや塗り残しがないかを確認し、足場を解体して引き渡す最後の工程です。
各工程の内容は業者によって少し異なる場合があります。
契約の前に、流れの説明を受けておくと安心です。
三井ホームの外壁塗装に向く塗料の選び方は?

三井ホームの外壁は、吹き付けによる自然な風合いが魅力です。
塗料を選ぶときは、仕上がりの質感と耐用年数、費用のバランスを考えましょう。
質感を活かしたい場合は、つや消し塗料が有力な候補です。
つやには段階があり、つやの度合いによって見え方が変わります。
耐用年数は塗料によって異なります。
外壁に使用される主な塗料と耐用年数は以下のとおりです。
・シリコン塗料:7年〜15年
・フッ素塗料:12年〜20年
・無機塗料:18年〜20年
耐用年数が長い塗料は、単価が高くなる傾向があります。
ただし、塗り替えの回数を減らせれば、長い目で見た費用を抑えられる場合があります。
費用は塗料の種類や塗装する環境によって変動するため、あくまで目安として考えましょう。
次の塗り替えまでの期間をどう考えるかで、選ぶ塗料は変わります。
外壁の状態や希望の仕上がりを伝えて、業者に相談しながら決めましょう。
どの塗料を利用できるかは依頼先によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。
三井ホームの外壁塗装で注意すべきことは?

三井ホームの外壁塗装を行う際は、以下の点に注意しましょう。
・下塗りを丁寧に行う
・外壁の模様を残したいならシーラーを使う
・外壁の劣化が激しいならフィラーを使う
納得のいく外壁塗装を行うためにも、ぜひ参考にしてください。
下塗りを丁寧に行う
外壁塗装では必ず下塗りをしっかりと行ってもらいましょう。
下塗りは上塗り塗料の密着性を高める役割と、壁材が塗料を過剰に吸い込むのを防ぐ役割があります。
下塗りなしに外壁に塗料を重ね塗りしても外壁材が塗料を吸い込んでしまい、きれいに仕上がりません。
外壁材の特性に応じて適切な下塗り材を選んでいる業者に依頼することで、高品質な仕上がりを実現できます。
外壁の模様を残したいならシーラーを使う
外壁の模様を残したい場合は、シーラーと呼ばれる下塗り塗料を使用しましょう。
シーラーは水のような質感のある塗料で、ローラーで染み込ませるように塗ることで、外壁の凹凸の細部にまでしっかり浸透します。
劣化がそれほど進んでいない外壁であれば、シーラーを使うことで既存の模様や凹凸を残すことが可能です。
外壁の模様を残したい方は、業者との打ち合わせの際に要望を伝えましょう。
外壁の劣化が激しいならフィラーを使う
吹き付け仕上げの外壁では、ひび割れが出ることがあります。
細いひび割れであれば、補修と塗装で対応できることが多いです。
ひび割れが複数あるなど劣化が進んだ外壁では、下地にフィラーを使います。
フィラーは、ひびの隙間にも入り込む、粘り気のあるペースト状の下地材です。
ただし、フィラーは厚みが付くため、元の模様が残りにくくなります。
模様を残したい場合は、前述のシーラーとの使い分けが必要です。
外壁の状態と希望を伝えて、業者に相談しましょう。
三井ホームの外壁塗装は信頼できる業者に任せよう

三井ホームは独自の仕上げ方法や専用の仕上げ材を用いており、外壁塗装のメンテナンス費用が高額になる傾向があります。
できるだけ費用を抑えて施工したい方は、自社職人が在籍している専門業者に依頼するのもひとつの手です。
ただし、専門業者のなかには悪質な業者も存在するため、見積書や施工実績などを確認して信頼できるか判断しましょう。
タカハシ塗装では、三井ホームをはじめとするハウスメーカーの外壁塗装にも対応しています。
自社職人が見積もりから仕上げまで一貫して対応しており、適正価格で高品質な施工を行うことが可能です。
最短即日で点検に伺うため、外壁塗装を検討している方はお気軽にご相談ください。