ジョリパット外壁を塗装すべき劣化のサインとは?塗料の選び方も解説
- 外壁塗装

ジョリパット仕上げの外壁を塗装すべきか迷っている方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、ジョリパット仕上げの外壁の概要や劣化のサイン、塗料の選び方などを紹介しています。
ジョリパット仕上げの外壁は適切な手順で塗装を行わないと意匠性が低下するなど不具合があるため、経験豊富な専門業者に相談するのがおすすめです。
ジョリパットとは?

ジョリパットは、コテやローラーで模様をつけて仕上げる外壁材のことです。
板材のサイディングとは違い、現場で塗って仕上げる点が特徴です。
模様や色が豊富でデザイン性が高い一方、凹凸の溝に汚れが留まりやすいといったデメリットもあります。
高耐候で退色しにくいタイプ、可とう性でひび割れに追従するタイプ、汚れにくい低汚染タイプ、改修用のトップコートなど様々なタイプがあります。
ジョリパットの塗装が必要になる劣化のサインは?

ジョリパットは凹凸の陰に異変が隠れやすく、平らな外壁より劣化に気づきにくいです。
劣化すべきかどうか確実に判断するなら、専門業者の点検を受けましょう。
個人でチェックするなら、以下の劣化のサインが見られたら、塗装を検討すべきタイミングといえます。
・凹凸の溝に汚れやコケが残る
・ヘアクラックが目立ちはじめる
・塗膜の膨れや剥がれが出ている
・外壁に雨染みが残っている
・壁面が水を吸い込むようになる
それぞれ詳しく解説します。
凹凸の溝に汚れやコケが残る
凹凸の溝に入り込んだ汚れが落ちず、黒ずんで見える状態になったら劣化のサインです。
汚れが残った面では、コケ・カビ・藻も出やすくなるため、あわせてチェックしましょう。
ヘアクラックが目立ちはじめる
ヘアクラックとは、外壁に現れる髪の毛ほどの細かなひび割れのことです。
ジョリパットの場合は凹凸の模様に紛れてしまうため、遠目では気づきにくいです。
増えたり広がったりしていると、雨水の浸入経路になる場合もあるため、近くでしっかり外壁の表面を見てみましょう。
塗膜の膨れや剥がれが出ている
塗膜が浮いて膨らんでいたり、剥がれ落ちていたりする状態も再塗装を検討すべきサインです。
ジョリパットそのものは透湿性に優れていますが、誤って湿気を通しにくい塗料を塗ってしまった場合に、内部の水分が外に逃げようとして膨れや剥がれにつながります。
ジョリパット外壁の塗膜が剥がれている場合は、前回どのような塗料を塗ったのか、可能であれば確認してみましょう。
外壁に雨染みが残っている
雨水が流れた跡が、シミや筋になって残っている状態も塗装を検討した方が良いでしょう。
壁面に水が浸入している可能性があるため、繰り返し雨染みが出る箇所は要注意です。
壁面が水を吸い込むようになる
表面が水をはじかず、吸い込むようになっている状態は、防水性が落ちたサインです。
外壁に水をかけて、染み込むように見える場合は塗装を考えてみましょう。
ジョリパット仕上げの外壁塗装に使う塗料の選び方は?

ジョリパット仕上げの外壁塗装に使う塗料は、何を重視するかによって選び方が変わります。
質感を残すのか、汚れにくさを優先するのか、色を変えるのかを先に決めると、絞りやすくなります。
ここでは、各塗料の特徴を機能の面から説明します。
質感を残すならジョリパット用の艶消し塗料
ジョリパット用の艶消し塗料は、既存の風合いを保つことができる専用品です。
凹凸の陰影を生かしたい場合に向きます。
一般的な外壁塗料を使うと、ジョリパット特有の砂のざらざら感を生んでいる隙間がなくなり、文様の立体感が損なわれてしまいます。
汚れにくさを重視するなら低汚染型の塗料
低汚染型の艶消し塗料は、汚れが付きにくい機能を持つ塗料です。
汚れが留まりやすいジョリパット仕上げの外壁にある凹凸の汚れを防ぐため、汚れにくさを優先したい場合に向きます。
色を変えたいなら改修用トップコート
改修用トップコートとは、メーカー純正の塗り替え用の仕上げのことです。
既存の風合いを保ちながら、色を替えられます。
ラインナップの中には、遮熱タイプや高耐候タイプなど、機能性に富んだ製品もあります。
ジョリパットの塗装の流れは?

ジョリパット仕上の外壁の塗装工程は次のとおりです。
・現地調査と診断
・足場と養生
・高圧洗浄
・ひび割れとコーキングの補修
・下塗り
・中塗りと上塗り
・付帯部の塗装と完了確認
最初に現地調査で外壁の状態を確認し、足場を組んで塗料を付けない部分を覆います。
次の高圧洗浄では、凹凸の溝に残った汚れやコケを洗い流す流れです。
洗浄後は、ひび割れやコーキングの傷んだ箇所を補修します。
下塗りは、吸い込みが強い塗り壁ならではの工程で、下地の状態を見極めながら塗り進めるのが肝心です。
中塗りと上塗りで塗料を重ねて色と質感を整えたら、最後に付帯部を塗装します。
塗り残しがないかの確認を経て、完了です。
ジョリパット外壁の塗装事例は?
実際にジョリパット仕上げの外壁を塗り替えた事例をご紹介します。
塗装を行うとどのような変化があるのか、写真を通じて確かめてみてください。
築19年で劣化が進んだジョリパット外壁の塗装事例
Before

After

茨城県つくば市の築19年のジョリパット外壁で、雨染み、コケ・カビの付着、コーキングのひび割れが見られる状態です。
外壁塗装と付帯部塗装、コーキング打ち替えを実施し、下塗り2回を含む4回塗りで仕上げました。
艶消しで仕上げ、防水性と耐久性を回復しました。
築16年で未塗装だったジョリパット外壁の塗装事例
Before

After

茨城県つくば市の築16年のジョリパット外壁で、一度も塗装されておらず、コケ・カビの付着が目立っている状態です。
外壁塗装と付帯部塗装、コーキング工事を実施し、既存のジョリパットの意匠を生かすため艶消しで塗り替えております。
ジョリパットの塗装を任せられる業者の見極め方は?

ここからはジョリパット仕上げの外壁に塗装を検討している方に向けて、業者の選び方をご紹介します。
下記の点に注意して業者を選んでみましょう。
・ジョリパットの塗装事例がある
・担当者の説明が分かりやすい
・明瞭な見積書を発行してくれる
どういうことか、詳しく解説します。
ジョリパットの塗装事例がある
ジョリパット外壁の施工事例がある業者かどうか、事前に確認しましょう。
業者のホームページに掲載している施工事例を確認したり、直接質問したりすると確実です。
ジョリパットに限らず、外壁材によって適切な塗装の方法や塗料の選び方は異なるため、できるだけ似たような外壁材を塗装した経験がある業者ほど安心感があります。
担当者の説明が分かりやすい
業者に相談して担当者がついた際に、塗料の選定理由や工程を、専門用語を使いすぎずに分かりやすく説明してくれるかどうかチェックしておきましょう。
担当者の対応が雑だったり知識不足だったりする場合は、依頼するかどうか慎重に検討した方が良いです。
明瞭な見積書を発行してくれる
見積書に、工程ごとの内容と単価が書かれているかどうかもチェックしましょう。
「外壁塗装一式」といった大まかな記載で済ませていると、具体的にどのような施工を行うのか分からず、トラブルの原因になってしまいかねません。
どのような塗料や建材を使用するのか、どれくらいの範囲を塗装するのかなど、明瞭な見積書を発行してくれる業者を選びましょう。
ジョリパットの塗装は業者に依頼しよう

本記事ではジョリパット仕上げの外壁の特徴や塗装を検討すべき劣化のサインなどについて紹介しました。
ジョリパット仕上げの外壁は、パッと見て劣化のサインに気づきにくいため、気になる方は業者に点検を依頼してみましょう。
ジョリパット仕上げの外壁塗装を行った実績のある業者に相談し、適切にメンテナンスを行いましょう。