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パナホームの外壁はメンテナンス必要?依頼できる業者や選び方を紹介

  • 外壁塗装


「パナホームで建てた家の外壁はメンテナンスが必要?」
「外壁塗装はどこに頼めばいい?」


パナホーム(現:パナソニックホームズ)の外壁は高性能な素材を使用していますが、適切なメンテナンスが必要です。


種類によって必要なメンテナンスが異なるため、事前に外壁の特徴をしっかりと把握しておくことが大切です。
本記事では、パナホームの外壁の種類やメンテナンスの注意点について詳しく解説します。


信頼できる業者の選び方も紹介しているので、大切な住まいを長く美しく保つためにもぜひ最後までお読みください。

パナホーム(現:パナソニック ホームズ)の外壁の種類と特徴


パナホームの外壁には、主に2つの種類があります。


・ハイセラコート
・キラテックタイル


それぞれの特徴やメンテナンスの注意点を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ハイセラコート

ハイセラコートはパナホームが独自で開発した無機塗料です。


パナホームでは「ニューテクノロジーセラミック」という外壁材が使われており、表面にハイセラコートが施されています。


ハイセラコートの耐用年数は15年以上です。


塗膜のツヤが長持ちするため、太陽光が当たるとまぶしくなるほどの美しさを長期にわたって維持できます。


ただし、塗膜の機能が残っている状態で別の塗料を重ね塗りすると、塗料が弾かれてしまうため注意が必要です。


一般的な塗料に塗り替える場合は、塗膜が十分に劣化していることが条件となります。

キラテックタイル

キラテックタイルは、光触媒を焼き付けて加工したパナホームオリジナルのタイル外壁です。


耐候性が高く、劣化促進試験により紫外線に対して約60年間耐えられることが確認されています。


光触媒が含まれており、太陽光が当たると汚れを自動的に分解して汚れが剥がれやすくなる点も特徴です。


水になじみやすい親水性があることに加え、静電気の発生を抑えるため汚れがつきにくいメリットもあります。


雨水で汚れが自然に洗い流される「セルフクリーニング機能」を備えているため、美しい外観を長期間維持できます。


ただし、すべての汚れが落ちるわけではないため、定期的に手作業や高圧洗浄機での洗浄が必要です。

パナホームの外壁メンテナンスの注意点


パナホームの外壁をメンテナンスする際は、以下の点に注意しましょう。


・塗り替えはハイセラコートを使わなくてもよい
・コーキングは定期的に補修する
・キラテックタイルは高耐久でも定期的に点検する
・パナホーム以外でも外壁塗装を依頼できる


外壁メンテナンスでムダな費用を抑えるためにも、ぜひ参考にしてください。

塗り替えはハイセラコートを使わなくてもよい

ハイセラコートの劣化状況によっては、異なるグレードの塗料や類似した性能の塗料でも塗り替えできます。


とくに外壁に白っぽい粉のようなものが付着している場合は、基本的にどのような塗料でも施工が可能です。


外壁の表面に白い粉が付く現象をチョーキングと呼び、塗膜が著しく劣化していることを示しています。


チョーキングが発生している場合、ハイセラコートの機能はほぼ失われているため異なる塗料を塗っても問題ありません。


ただし、チョーキングが起きていない状態ではハイセラコートの機能が残っており別の塗料を弾いてしまうので、塗り替え時期や適切な塗料について業者に相談しましょう。

コーキングは定期的に補修する

ハイセラコートには15年以上の防水効果がありますが、コーキングの補修は必要です。


コーキングとは、サイディング材の継ぎ目を埋めている部分のことです。


サイディング材の隙間を塞ぐことで雨水の浸入を防いだり、建物の揺れを吸収したりする役割があります。


一般的なコーキング材の耐用年数は7~10年程度です。


コーキングに亀裂やひび割れが見られるのであれば、早めに補修しましょう。


放置すると雨水が外壁内部に入り込み、建物全体にも影響を及ぼすおそれがあります。

キラテックタイルは高耐久でも定期的に点検する

キラテックタイルは60年間の耐候性がありますが、メンテナンスフリーというわけではありません。


とくに日当たりの悪い場所では光触媒が十分に働かず、汚れが付着しやすくなるため定期的に洗浄や補修が必要となります。


経年劣化や外部からの衝撃によって、タイルにひび割れが生じることも少なくありません。


タイルが割れたままにすると、隙間から雨水や湿気が外壁内部に浸入してしまいます。


雨漏りの原因になりかねないので、タイルの破損を見つけたらできるだけ早く専門業者に依頼しましょう。

パナホーム以外でも外壁塗装を依頼できる

パナホーム以外の業者でも外壁の補修や塗装は可能です。


パナホームに依頼すれば安心感はありますが、以下のようなデメリットがあります。


・下請け業者への依頼となるため仲介手数料が発生し、費用が高額になりやすい
・下請け業者の技術レベルにばらつきがあり、施工品質が安定しないことがある
・提案の選択肢が限られており、細かい要望に柔軟に対応してもらえないことがある


上記のデメリットを避けたい場合は、外壁塗装の専門業者への依頼を検討しましょう。


専門業者の多くは自社で職人を抱えており、仲介手数料が発生しません。


同じ条件で見積もりを依頼してもハウスメーカーやリフォーム会社より安価に施工できます。


さまざまなメーカーの塗料を取り扱っているため、外壁の状態にあった施工プランを提案してもらえるのも魅力です。


信頼できる業者を自分で探す手間はかかりますが、適正価格で高品質な施工を実現したい方におすすめです。

パナホームの外壁メンテナンスを依頼できる業者の探し方


外壁塗装の見積もりを依頼する際は、信頼できる業者を見つけることが重要です。


以下のポイントを確認して、安心して任せられる業者を選びましょう。


・パナホームの施工実績がある
・見積書の内容が明確である
・保証内容がしっかりしている


後悔のない外壁塗装を実現するためにも、ぜひ参考にしてください。

パナホームの施工実績がある

見積もりを依頼する前に過去の施工実績や口コミを必ず確認しましょう。


信頼できる業者であれば、自社のホームページで過去の施工事例を紹介しています。


実績が豊富な業者ほど技術力があり、信頼できると判断できます。

パナホームの住宅での施工実績がある業者であれば、外壁の特性を理解しており、適切な施工プランを提案してくれるため安心です。


口コミサイトやGoogleマップなどで、実際に利用した人の評価も確認しましょう。


複数の業者を比較検討し、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。

見積書の内容が明確である

業者によって見積書の書き方が異なるため、内容をしっかりと確認することが大切です。

確認を怠ると、外壁塗装で必要な作業が記載されていないおそれがあります。


作業内容や使用する材料ごとに詳細な費用を明記している業者であれば信頼できるでしょう。


一方で「作業一式」とだけ記載する業者は、費用の内訳が不明確なため注意が必要です。


施工後に「この作業は見積もりに含まれていない」と言われ、追加料金を請求されるトラブルも少なくありません。


見積書に「作業一式」と書かれている場合は、納得できるまで内訳について質問しましょう。

保証内容がしっかりしている

保証制度が充実している業者を選ぶと、施工後も安心です。


万が一施工後にトラブルが発生しても、保証の範囲内であれば無償で対応してもらえます。


保証内容を確認する際は、対象範囲や期間、適用条件を細かくチェックしましょう。


10年保証があったとしても、一部の作業や補修箇所は保証期間が短い場合もあります。


保証内容については口頭での説明だけではなく、必ず書面で残してもらうことが大切です。


後々のトラブルを避けるため、保証書の内容をしっかり確認してから契約しましょう。

パナホームの外壁塗装の事例


タカハシ塗装が外壁塗装したパナホーム宅の事例を紹介します。


【ビフォー】

【アフター】


施工内容:
外壁塗装/軒天塗装/シャッターボックス塗装/雨樋塗装/コーキング工事


使用材料:


・アステックペイント スーパーラジカルシリコン(つや有)


色:


・チャコール(全体)、アイアンバーグ(ベランダ個所)


茨城県つくば市にあるパナホームの住宅の事例です。


築25年で一度も塗装されておらず外壁全体にチョーキング現象が見られました。


部分的に外壁材が劣化してボロボロになっている箇所もあったため、丁寧に下地処理を行いシックで格好良い雰囲気の住まいに仕上げました。

パナホームの外壁塗装では慎重に業者を選ぼう


パナホームの外壁は高性能な素材が使われていますが、メンテナンスが欠かせません。


ハイセラコートやキラテックタイルの特性を理解し、適切な時期にメンテナンスを行いましょう。


業者選びでは施工実績や見積書、保証内容をしっかり確認することが大切です。


タカハシ塗装では、パナホーム住宅の外壁の塗装実績が多くあります。


外壁の状態を丁寧に診断し、適切な施工プランを提案します。


パナホームの外壁メンテナンスをお考えの方は、タカハシ塗装にお気軽にご相談ください。