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玄関ドアの塗装費用は素材別でいくら?劣化のサインや工事の流れも解説

  • 外壁塗装


玄関ドアの色あせやサビが気になり、塗り替えを考え始めている方もいるのではないでしょうか。


玄関ドアの塗装費用は素材によって幅があり、木製ドアと金属製ドアで相場が異なります。


そこで本記事では、素材ごとの費用と違い、費用が変わる要因、塗装を検討すべき劣化のサインなどについて解説していきます。

玄関ドアの塗装費用の相場は?


玄関ドアの塗装費用は、素材によって大きく変わります。


ドア1枚あたりの塗装費用の目安は、次のとおりです。


・木製ドア:5〜20万円
・金属製ドア(スチール・ステンレス):3〜10万円


木製ドアは金属製ドアより、目安の上限も幅も大きいのが特徴です。


またアルミ製ドアは特殊な施工が必要で、上記よりも費用が高くなる傾向があります。


さらに上記費用に加えて、諸経費も必要です。


正確に塗装費用を把握したい場合は、業者に現地調査をしてもらったうえで見積書を作成してもらいましょう。

玄関ドアの塗装費用に差が出る素材ごとの違いは?


玄関ドアは素材ごとに、使う塗料も工法も作業の手間も変わり、その差が費用の違いに表れます。


ここでは、木製、金属製、アルミ製の3つの素材について、塗装できるかどうかと、塗装の特徴を紹介します。

木製ドアは塗り替えの自由度が高い

木製ドアは塗装でき、紫外線や雨で表面が傷みやすい素材でもあります。


研磨してから塗り重ねられるため、色を変えたり、塗料によっては木目を活かしたりと、自由度の高い塗装を実現しやすいです。

金属製ドアは下地処理で仕上がりが決まる

金属製ドアも塗装できます。


ただしサビが出ることがあるため、ケレン作業でサビを落としてからサビ止めを塗る工程が必要です。


金属製ドアは下地処理が不十分だと塗膜がはがれやすくなるため、塗装の仕上がりが下地処理の仕上がりで決まるといえます。

アルミ製ドアは塗装の難易度が高い

アルミ製ドアも塗装できますが、表面が塗料をはじきやすいため、密着させるには専用の強溶剤塗料を吹き付けて施工する必要があります。


高い技術力が求められるため対応できる業者が限られるのも、費用が高くなりやすい理由です。

玄関ドアの塗装費用が変わる要因は?


同じ素材のドアでも、ドアの状態や作業の内容、大きさによって費用は上下します。


主な要因として、劣化状況と下地処理の度合いが挙げられます。


サビ落としや研磨、古い塗膜の除去といった補修作業が増えるほど、費用は高くなります。


また、ドアの大きさと形状も影響します。


大型のドアや、ガラス・金具などの付属パーツが多くデザインが複雑なドアほど、養生や塗り分けの手間がかかるため価格に反映されます。

玄関ドアを塗装するメリットは?


玄関ドアを塗装するメリットは2つあります。


・交換するより安価に収まりやすい
・現在のドアの色を変更できる


既存のドアを撤去して新しいドアを購入・設置するより塗装で済ませた方が安価に収まりやすいです。


ただしドアの種類や塗装方法、検討中の新しいドアの価格によっては、この限りではありません。


劣化が進んでいるドアの場合は、費用は高くなっても交換した方が良い場合もあります。


それほどドア自体の劣化が進んでいないため、メンテナンスをしつつ玄関の印象を変えたい方は、ドアを塗装して色合いを現在と変えるのも良いでしょう。

玄関ドアを塗装するデメリットは?


ドアを塗装することで、玄関の印象とドア自体の保護機能が回復します。


ただし、塗膜で表面を覆うタイプの塗料では、既存の木目や金属の風合いが、そのまま残らない場合があります。


仕上がりのイメージは、色や質感の見本などで事前に確認しておきましょう。


またドアの塗装は、一度実施すれば良いというものではありません。


塗装した面は時間とともに劣化するため、定期的なメンテナンスが前提になります。

玄関ドアの塗装費用が膨らむ前に確認したい劣化のサインは?


ドアが劣化しているサインを放置すると、塗膜の下の素材まで劣化が進んでしまいかねません。


劣化が深刻になれば、修理にかかる費用も膨らみやすくなります。


さらに劣化が進行すると、ドアの素材そのものが傷んで塗装では対応できなくなる恐れがある点に注意が必要です。


ここでは、ドアに出ている状態から見分ける劣化のサインを紹介します。

色あせや変色が目立つ

紫外線や雨風で塗膜が傷んでいるサインです。


表面の色が薄くなったり、ムラになったりして見えます。


日当たりのよい場所にあるドアから先にサインが出やすいです。

塗膜がはがれたり浮いたりしている

塗膜の密着が弱まり、素材を守る働きが落ちているサインです。


はがれたり浮いたりした部分から、水分がドアの素材に浸入しやすくなります。

金属部分にサビが浮いている

塗膜が失われ、下地の金属が空気や水に触れているサインです。


放置するとサビが広がり、塗る前のサビ落としの作業が増えます。

木部が黒ずんだり毛羽立ったりしている

表面が傷んで、水分を吸いやすくなっているサインです。


水分を含んだ状態が続くと、木部の傷みがさらに進みやすくなります。

手で触ると白い粉が付く

塗膜の表面が劣化して、粉状になっているサインです。


チョーキングと呼ばれる状態で、塗り替えを検討する目安になります。

玄関ドアを塗装する工事の流れは?


玄関ドアの塗装工事は、ドアの素材や傷み具合に合わせて、次の流れで進みます。


・現地調査
・養生
・洗浄とケレン
・下塗り
・中塗りと上塗り
・乾燥と仕上がりの確認


最初に現地調査でドアの素材と傷み具合を確認し、必要な作業を見極めます。


続いて、周囲の壁や金具に塗料が付かないよう、養生で覆う流れです。


洗浄とケレンでは、汚れやサビ、古い塗膜を落として表面を整えます。


下塗りには、サビ止めやシーラーで塗料の密着を高める役割があります。


中塗りと上塗りで色と仕上がりを整えたあとは、十分な乾燥が欠かせません。


乾燥後に養生を外し、仕上がりを確認すれば完了です。


良好とされる施工環境は、気温5℃以上、湿度85%以下です。


この条件なら、1年中問題なく施工できます。


ただし雨天は雨水が混ざって乾燥が不十分になるため、晴れの日が望ましいです。


工期の目安は、1〜7日です。


ただし天候やドアの大きさ・状態、塗料の種類によって工期は前後します。


工事中は玄関の出入りに制限が出るため、着工前に日程を確認しておくと安心です。

玄関ドアの塗装費用をかけても対応できない状態とは?


玄関ドアの塗装は、劣化が軽いうちに行うほど効果的です。


ただしドアの劣化状態によっては、塗装費用が無駄になるリスクもあります。


たとえば以下のような状態のドアは、塗装より他の修理方法を検討した方が良いでしょう。


・木部が腐って柔らかくなっている
・穴があいている
・ドアが反っており開閉しにくい など


こうした場合は、以下のような塗装以外の対処法を検討しましょう。


・化粧シートの施工
・カバー工法
・ドアと枠をまるごと交換


化粧シートの施工は、既存のドアの上から表面を張り替える方法で、ドア本体と枠はそのまま使います。


カバー工法は、既存の枠を残して新しいドアをかぶせる方法です。


一方、枠ごとの交換は、ドアと枠をまとめて入れ替えます。


ドアの状態にあわせて適切な施工方法を選択する必要があります。

玄関ドアの塗装費用や方法を把握して適切に対処しよう


本記事では玄関ドアの塗装にかかる費用や素材ごとの違いなどをご紹介しました。


本記事で紹介した金額はあくまで目安で、実際の金額は劣化の進行具合やドアの大きさなどによっても変わります。


正確な費用感を把握するなら、業者に見積もりを依頼しましょう。