金属サイディングに塗装は必要?費用相場と劣化のサインなどを解説
- 外壁塗装

金属サイディングは軽量で丈夫な外壁材ですが、表面の塗膜が劣化するとサビなど不具合が発生しやすくなります。
放置するとサビが外壁や屋根全体に広がり、張り替えといった大きな工事が必要になるなど、修理費用の負担も大きくなります。
そこで本記事では、金属サイディングに塗装が必要な理由から劣化のサインと塗り替え時期の目安、費用相場、塗料の選び方までを解説します。
あわせて金属サイディングを塗装する場合の注意点や、塗装で対応できない状態も紹介します。
金属サイディングの外壁や屋根に対して塗装を実施しようか検討している方は、ぜひ最後までお読みください。
金属サイディングに塗装は必要?

金属サイディングにも定期的な塗装メンテナンスは必要です。
金属サイディングは窯業系サイディングよりも水を吸いにくい外壁材ですが、表面の塗膜が劣化すると話が変わってきます。
塗膜の防水機能が落ちると下地の金属が雨水にさらされやすくなり、サビの進行を招くからです。
塗装の役割は外観を改善するだけではなく、外壁材そのものの寿命を守ることにあります。
塗り替えを先送りにするとサビが進み、穴あきや張り替えといった大掛かりな工事に発展しかねません。
結果的に、早めに塗装していれば抑えられたはずの費用がふくらむことになります。
そのため必要に応じて金属サイディングを塗装しましょう。
金属サイディングを塗装する場合の費用相場は?

費用は塗装する面積と選ぶ塗料のグレードによって決まります。
一般的に30坪の住宅では、外壁のみの塗装だと70〜110万円、外壁塗装と屋根塗装を同時に行うと110〜160万円が費用の目安になります。
加えて下記のような諸経費も発生するため、上記よりも実際の費用は高くなります。
・足場代:600〜1,000円/平方メートル
・高圧洗浄:200〜350円/平方メートル
・コーキング補修:500〜1,000円/メートル など
かかる費用の総額は、家の大きさや現場周辺の環境などによっても左右されるため、詳細を把握したい方は業者に見積もりを依頼しましょう。
金属サイディングの塗装を検討すべきサインは?

金属サイディングの塗装を検討すべき主な劣化のサインをご紹介します。
ここで紹介するような劣化の症状が見られた場合は、塗装を検討しましょう。
チョーキングや色あせが発生している
外壁を手でこすったときに白い粉が付く現象は「チョーキング」と呼ばれ、塗膜の防水機能が低下している場合に発生します。
実際にお家の外壁を手で触ってみるだけでチェックできるため、個人でも試してみやすい点検方法です。
サビや塗膜の剥がれが確認できる
赤サビや白サビ、塗膜の膨れや剥がれが出ている状態では、下地の金属がむき出しの状態になっている可能性があります。
サビや塗膜の剥がれを放置すると、塗装だけでは対応できないほど外壁材の劣化が進む可能性が高いため要注意です。
塗り替え時期は塗料の耐用年数から判断する
自宅の外壁に使用している塗料の耐用年数が分かれば、そこから次回の塗装実施タイミングをある程度予想できます。
外壁に使用する主な塗料と、外壁に使用する場合の耐用年数は下記のとおりです。
・ウレタン塗料:5〜10年
・シリコン塗料:7〜15年
・フッ素塗料:12〜20年
・無機塗料:18〜20年
前回の塗装から上記の年数以上の月日が経過している場合は、塗装を検討してみましょう。
判断に迷ったら専門業者の点検を受ける
自宅の2階部分や屋根上など事故調査が難しい箇所は、業者に点検を依頼しましょう。
専門業者に点検してもらうことで、いまの自宅の外壁の状況を正確に把握できます。
点検で下地の状態まで確認しておくと、塗装で対応できるかどうかの判断がつきやすくなります。
金属サイディングを塗装する場合の塗料の選び方は?

金属サイディングを塗装する場合の塗料選びは、下記のポイントを意識して行いましょう。
・予算
・立地
・機能性
・外観
まずは予算を決めて、その中で理想の塗料を選ぶことが大切です。
また周囲の住宅事情やその地域の気候条件によっても、選ぶべき塗料は異なります。
さらに塗装後の機能性や外観まで納得できなければ、満足のいく塗装を実現できません。
このようなことを自分一人で決めていくのは難しいため、業者と相談しながら進めていきましょう。
塗装以外の金属サイディングのメンテナンス方法は?

金属サイディングの劣化の進み具合によっては、塗装では修理できない場合があります。
塗膜の劣化やチョーキングにとどまる段階であれば、塗装で十分に対応できます。
一方、穴あきや広範囲のサビ、下地の傷みが進んだ段階では、塗装だけでは対応しきれず、下記のような施工が必要になります。
・カバー工法
・張り替え
どのような施工方法なのか解説します。
カバー工法
カバー工法は既存の建材の上に新しい建材を重ねる工法です。
既にある建材を撤去しないため、そのぶん施工にかかる時間や費用を抑えることができます。
一方、外壁や屋根の劣化が深刻な場合や既にカバー工法を実施済みの場合には、カバー工法は行えません。
張り替え
張り替えは既存の外壁材を撤去してから新しい建材を設置する工法です。
塗り替えやカバー工法で対応できない場合は、張り替えでの対応となります。
費用と工期はカバー工法よりかかってしまいますが、新しい建材に変わるため外壁や屋根の印象を大きく変えることができます。
どの施工方法が適しているか、自分で判断するのは難しいため、まずは業者に相談してみましょう。
外壁塗装の施工事例

ここで紹介するのは、金属サイディングをはじめとするさまざまな外壁材に対して、塗装などのメンテナンスを行った事例です。
施工するとお家がどのように生まれ変わるのか、完成後をイメージするうえでの参考になれば幸いです。
茨城県守谷市の外壁と屋根の塗装事例

Before

After
エス・バイ・エルの住宅で、雨どいのコケやカビの付着、目地コーキングの亀裂、外壁の一部浮きが見られました。
外壁はアステックペイントの超低汚染リファインMF-IRで3回塗り、屋根はセミフロンスーパールーフⅡで3回塗りを行いました。
コーキングは耐用年数30年のものに打ち替え、付帯部塗装もあわせて実施しました。
茨城県つくば市の意匠性サイディングの塗装事例

Before

After
タカラレーベンが施工した住宅で、意匠性サイディングのひび割れとカビの付着、コーキングのひび割れが見られました。
外壁は3回塗りに加えて屋根の洗浄をじっしました。
付帯部塗装とコーキング工事もあわせて実施し、工期は約3週間でした。
茨城県つくば市の築22年の住宅の塗装事例

Before

After
東急ホームズ施工の住宅で、雨樋にチョーキング、外壁にコケやカビ、ベランダの表面にひび割れが見られました。
塗装前に丁寧に下地を補修し、弊社おすすめの耐用年数が長い塗料を使用しております。
付帯部やベランダの補修も行い、工期は約3週間でした。
金属サイディングの外壁は適切な時期に塗装しよう

金属サイディングも、塗膜が劣化すればサビの進行を防げなくなるため定期的な塗装が必要です。
塗り替えの時期は、チョーキングやサビといった外壁に出る劣化のサインや、使用している塗料の耐用年数から判断しましょう。
塗装にかかる費用は面積や塗料のグレードで変わるため、あくまで目安として捉えてください。
劣化の状態によっては塗装で対応できない場合もあるため、判断に迷う場合は業者に相談することをおすすめします。
金属サイディングの塗装を検討している方は、お気軽にタカハシ塗装までご相談ください。