70坪住宅の外壁塗装の費用相場|安く抑えるコツや注意点も解説
- 外壁塗装

「70坪の家の外壁塗装って、どのくらい費用がかかるの?」
「できるだけ安く抑える方法はないだろうか…」
70坪住宅の外壁塗装は、塗装面積が広いため費用が高額になりやすいです。
しかし、依頼する時期や業者の選び方などによって費用を抑えられる可能性があります。
本記事では、70坪住宅の外壁塗装にかかる費用相場や内訳について解説します。
安く抑えるコツや注意すべきポイントも紹介しているので、外壁塗装で損をしたくない方はぜひ参考にしてください。
70坪の外壁塗装の費用相場と内訳

70坪住宅の外壁塗装にかかる費用相場は140~230万円程度です。
70坪の場合は塗装面積が広いため、高額になりやすい傾向があります。
同じ70坪でも建物の形状や選ぶ塗料のグレードによって費用が変動します。
正確な費用を知りたい場合は、業者に見積もりを依頼しましょう。
なお、外壁塗装の費用は以下の3つの項目で構成されています。
・塗料代
・工事費用
・諸費用
それぞれの内訳を知ることで、見積書が適正かどうか判断しやすくなるのでぜひ参考にしてください。
塗料代
塗装に使用する塗料の費用が発生します。
塗料の種類ごとの費用相場は以下のとおりです。
・シリコン塗料:2,300~3,500円/平方メートル(耐用年数:7〜15年)
・フッ素塗料:3,500~5,000円/平方メートル(耐用年数:12〜20年)
・無機塗料:3,800~6,000円/平方メートル(耐用年数:18〜20年)
基本的に耐用年数が長い塗料ほど費用が高なります。
塗料によってはセルフクリーニングや遮熱性など機能が付加されており、より高額になります。
耐用年数の長い塗料であるほどメンテナンス周期が長いため、長期的な目線で考えると費用を安く抑えることが可能です。
工事費用
塗装作業以外にも以下のような作業を行うため作業費が発生します。
・足場代:600~1,000円/平方メートル
・飛散防止ネット設置:150~250円/平方メートル
・高圧洗浄:200~350円/平方メートル
・コーキング補修:500~1,000円/メートル
上記の作業は塗装をきれいに仕上げるために欠かせない作業です。
塗装面積が大きいほど人件費がかかるため、70坪の住宅は工事費用が高額になりがちです。
諸費用
塗料代や工事費用を除いた諸経費が別途かかります。
具体的な費用項目は以下のとおりです。
・事務手数料
・交通費
・廃材処分費
多くの業者では見積書で「諸費用」とまとめて記載しています。
諸費用は費用全体の2割程度を占めます。
見積書に諸費用と記載されていて内訳をより詳しく知りたい場合は、業者に問い合わせましょう。
70坪住宅の外壁塗装費用を抑えるコツ

70坪住宅の外壁塗装は費用が高額になるため、以下のポイントを押さえて費用負担を軽減しましょう。
・閑散期に依頼する
・自社施工業者に依頼する
・補助金を活用する
・火災保険を活用する
できるだけ品質を落とさずに安くしたい方はぜひ参考にしてください。
閑散期に依頼する
閑散期に依頼することで繁忙期よりも費用を安く抑えられます。
繁忙期は業者が忙しいため通常よりも価格が高く設定される場合があります。
地域によって異なりますが、一般的に気温が安定している春と秋が繁忙期になることが多いです。
一方で、気温や湿度が塗装に適さない梅雨時期や夏、冬は広い地域で閑散期となります。
閑散期は依頼が減少するため、キャンペーンを実施したり値引き交渉に応じてくれたりする可能性があります。
ただし、閑散期は塗装ができない天候になる日が多いため、工期が延びる点に注意が必要です。
工期が長くなっても問題ない方は、閑散期に依頼しましょう。
自社施工業者に依頼する
外壁塗装の費用を安く抑えたい場合は、自社施工業者に依頼することをおすすめします。
自社施工業者とは、仲介業者を利用せずに自社職人が施工を担当する業者のことです。
自社施工業者なら仲介手数料が発生しないため、施工費用を安く抑えられます。
ハウスメーカーやリフォーム会社でも塗装は可能ですが、下請け業者に依頼しているため仲介手数料が上乗せされます。
自社施工業者を選ぶことで、費用を抑えながら高品質な施工が可能です。
補助金を活用する
国や自治体が提供する補助金制度も積極的に活用しましょう。
たとえば、茨城県つくば市では「つくば市安心住宅リフォーム支援補助金」があり、最大で10万円を受け取れます。
お住まいの自治体のホームページから補助金制度がないか確認し、利用条件に当てはまる方は申請してみましょう。
ただし、基本的に施工が完了したあとに補助金が支払われるため、補助金ありきで予算を組むことはおすすめできません。
補助金を前提に予算を立てると、資金が足りず支払えなくなるおそれがあります。
火災保険を活用する
火災保険が適用されることで、外壁塗装の費用を抑えられます。
自然災害による被害であれば、火災保険で費用をカバーできる場合があります。
加入している保険の条件を確認し、利用できるか検討しましょう。
ただし、外壁塗装自体は火災保険の対象外である点に注意が必要です。
あくまでも屋根の補修やほかの施工を同時に行った際に、足場代のみが外壁塗装の費用として補填できます。
火災保険が使えるか判断できない場合は、保険会社に問い合わせてどのような工事が補償対象になるか確認しましょう。
70坪住宅の外壁塗装における注意点

70坪住宅で外壁塗装を行う際は、以下の2点に気を付けましょう。
・建坪と延床面積の扱いに気を付ける
・施工開始までに時間がかかるおそれがある
適切な時期に適性価格で施工できるようにするためにも、ぜひお読みください。
建坪と延床面積の扱いに気を付ける
70坪で140~230万円という費用相場は、延床面積での計算になります。
家の広さを表す単位として建坪(建築面積)や敷地面積などがあり、混同しやすいため注意が必要です。
建坪は建物を真上から見たときの面積のことで、1階部分の面積を指します。
敷地面積は土地全体の面積のことで、庭や駐車場なども含まれます。
外壁塗装で使われるのは延床面積で、各階の床面積を合計した数値です。
たとえば、1階が35坪で2階が35坪の建物であれば、延床面積は70坪となります。
建坪や敷地面積で塗装費用を計算すると、費用相場と大きく異なるおそれがあるので注意しましょう。
施工開始までに時間がかかるおそれがある
70坪の住宅は業者がスケジュールを調整するのが難しく、すぐに施工をはじめられないおそれがあります。
塗装面積が広く工期が長くなり、多くの職人のスケジュールを調整する必要があるためです。
繁忙期であればより待ち時間が長くなる可能性が高くなります。
できるだけ早めに施工を完了させたいのであれば、計画的に業者選びを進めることが大切です。
70坪住宅の外壁塗装の費用相場と見積もりを比較して業者を選ぼう

70坪住宅の外壁塗装にかかる費用相場は140~230万円程度です。
塗装面積が広くなるため70坪住宅の外壁塗装の費用は高額になる傾向があります。
閑散期に施工したり自社施工業者に依頼したりして費用負担を少しでも抑えられるようにしましょう。
タカハシ塗装は、つくば市を拠点に周辺地域の外壁塗装を行っている塗装会社です。
お客様の予算にあわせたプランを提案し、自社職人が高品質な施工を行います。
現地調査も無料で行っているので、70坪住宅にお住まいで外壁塗装をお考えの方はお気軽にご相談ください。





