30坪住宅の屋根塗装の費用相場は?塗料別・作業別に料金を紹介
- 屋根工事

「30坪の住宅で屋根塗装をする場合の費用相場はいくら?」
「できるだけ安く屋根塗装を実施したい」
屋根塗装は費用が高額のため、できるだけ費用を抑えたい方もいるでしょう。
本記事では、延床面積30坪ほどの住宅における屋根塗装の費用相場や、費用を安くする方法について紹介します。
30坪住宅の屋根塗装を適正価格で実施したい方は、ぜひ参考にしてください。
30坪住宅における屋根塗装の費用相場

延床面積30坪の住宅における屋根塗装の費用相場は、60〜80万円ほどです。
外壁塗装と屋根塗装を同時に行う場合は、110〜160万円ほどが相場となります。
ただし屋根塗装は屋根の劣化状況や塗装環境、使用する塗料などにより費用が大きく異なります。
詳細な費用を確認したい場合は、業者に見積もりを依頼しましょう。
30坪住宅の屋根塗装で使用される塗料ごとの費用相場

屋根塗装は、使用する塗料のグレードによって費用が異なります。
また塗料によって、耐用年数や性能が大きく違うため、特徴を知ったうえで適切な塗料を選択することが重要です。
屋根塗装で使用される塗料は、主に以下の3つが挙げられます。
・シリコン塗料
・フッ素塗料
・無機塗料
各塗料の費用相場と特徴を確認していきましょう。
シリコン塗料
シリコン塗料の費用相場は、1平方メートルあたり2,300~3,500円です。
耐用年数は屋根塗装として使用する場合、4~9年ほどとなります。
シリコン塗料は耐久性と価格のバランスがとれた塗料です。
各メーカーから数多くの種類が販売されているため、理想的な色や性能の塗料を選択できます。
シリコン塗料には油性と水性、1液型と2液型のようにさまざまな種類があります。
種類によって耐久性や価格が異なるため、業者の説明を受けて自宅にあった塗料を選択することが大切です。
フッ素塗料
フッ素塗料の費用相場は、1平方メートルあたり3,500~5,000円です。
耐用年数は屋根塗装で使用する場合、6~18年ほどとなります。
フッ素塗料は耐久性や耐候性に優れ、光沢感のある仕上がりが特徴の塗料です。
雪滑りがよく、豪雪地帯の屋根の塗装に適しています。
汚れが雨で流れる機能もあるため、長期間美観を維持したい方におすすめです。
無機塗料
無機塗料の費用相場は、1平方メートルあたり3,800~6,000円です。
屋根塗装で使用する場合の耐用年数は12~18年ほどとなります。
無機塗料は紫外線による劣化がしにくく耐久性に優れているのが特徴です。
ほかの塗料と比較すると高額ですが、耐用年数が長いため長期的に見るとコストパフォーマンスに優れています。
ただし無機塗料は配合されている有機物の割合によって、性能が大きく異なります。
無機塗料を選択する場合は、有名メーカーの塗料や品質保証のある塗料を選ぶと安心です。
30坪住宅の屋根塗装における作業ごとの費用相場

屋根塗装では、塗料以外に作業ごとの費用が発生します。
作業ごとの費用相場は、以下のとおりです。
・足場代:600~1,000円/平方メートル
・飛散防止ネット設置:150~250円/平方メートル
・高圧洗浄:200~350円/平方メートル
・コーキング補修:500~1,000円/メートル
費用相場は、塗装環境や屋根の状態などによっても異なります。
30坪住宅の屋根塗装費用が相場よりも高くなる要因

屋根塗装の費用が相場よりも高額になる主な要因は、以下のとおりです。
・使用する塗料のグレード
・屋根の面積や形状
・劣化の進行具合
・屋根材の種類
見積もりで相場より高い金額を提示された方は、ぜひ参考にしてください。
使用する塗料のグレード
屋根塗装でグレードの高い塗料を使用する場合、相場よりも費用が高額になるケースが多いです。
塗料は耐用年数が長かったり、機能性が付加されていたりするものほど高い傾向にあります。
たとえばシリコン塗料と無機塗料では、商品によって倍近くの価格差が生じます。
見積額が予算オーバーとなった場合は、使用する塗料を見直すことで、相場に近い金額に改善することが可能です。
ただし安価な塗料は長持ちしないものがほとんどで、こまめな塗り替えが必要となります。
予算と今後のメンテナンススケジュールを考慮したうえで、適切な塗料を選択することが重要です。
屋根の面積や形状
屋根塗装の費用は、屋根の面積が大きいほど高額です。
延床面積30坪の住宅でも、平屋建てと2階建てでは屋根の大きさが異なります。
平屋建てや屋根の勾配が急な場合は、塗装面積が大きいため、相場よりも費用が高額になる可能性が高いです。
また形状が複雑な屋根は、塗装作業に手間と時間がかかるため、相場よりも高い見積額が提示される場合があります。
劣化の進行具合
屋根の劣化が進行している場合は、相場よりも費用が高額です。
屋根塗装では、塗装前に下地補修を行います。
劣化が激しい場合は補修に時間と手間がかかるため、補修費が上乗せされます。
劣化の進行具合によっては、塗装では補修できず、葺き替えやカバー工法など大掛かりなリフォームが必要です。
葺き替えやカバー工法を行う際は、より多くの費用がかかります。
屋根材の種類
屋根塗装では屋根材によっても費用が変動します。
屋根材の種類によって塗料の吸収率や密着性が異なるためです。
たとえば金属屋根は塗料の密着性を高める処理や防サビ処理が必要で、塗装費用が相場よりも高額になる傾向にあります。
30坪住宅の屋根塗装費用を相場よりも安く抑える方法

高額な費用が発生する屋根塗装は、費用を安く抑える方法を知っておくのがおすすめです。
屋根塗装の費用を相場よりも安く抑える方法は、以下の3つが挙げられます。
・補助金や助成金を活用する
・自社施工の業者に工事を依頼する
・閑散期に工事を依頼する
1つずつ確認していきましょう。
補助金や助成金を活用する
屋根塗装を実施するタイミングや地域によっては、補助金や助成金を活用できます。
屋根塗装の場合、遮熱塗料や断熱塗料など省エネ効果のある塗料を使用したり、地元の業者に工事を依頼したりすることで利用できる補助金制度があります。
補助金や助成金は制度によって適用条件が異なるため、事前に利用できるものがないか確認してみましょう。
自社施工の業者に工事を依頼する
屋根塗装の費用を安く抑えたい場合は、自社施工の業者への依頼を検討しましょう。
自社施工の業者とは、自社で雇用している職人が塗装を行い、下請けを利用しない業者のことです。
下請け業者が工事を行う場合、仲介手数料が費用に上乗せされるため費用が高額となります。
弊社のように足場の設置から塗装まですべて自社で行う業者は、仲介手数料が発生せず費用を安く抑えられます。
閑散期に工事を依頼する
屋根塗装は閑散期に依頼すると、費用を安く抑えられる可能性があります。
屋根塗装の繁忙期は地域によって異なりますが、天候が安定している春や秋が一般的です。
一方で梅雨の時期や冬など塗料の乾燥に時間がかかる季節は閑散期です。
業者によっては閑散期に割引キャンペーンを設けたり、値引き交渉に応じてくれたりします。
ただし梅雨時期や冬は、天候により施工できない日が多く、工期が長くなるおそれがあります。
適正価格で30坪住宅の屋根塗装を依頼しよう

30坪ほどの住宅で屋根塗装を実施する場合の費用は、60〜80万円が相場です。
できるだけ塗装費用を抑えたい場合は、自社施工業者への依頼を検討しましょう。
タカハシ塗装は、足場の設置から塗装まで自社で施工しているため、ハウスメーカーよりも費用を安く抑えられます。
また豊富な知識と経験をもとに、予算や希望にあった施工プランを提案します。
屋根塗装を検討している方は、ぜひタカハシ塗装へお気軽にご相談ください。





