大和ハウスの外壁塗装の耐用年数は?依頼する際の注意点や費用を解説
- 外壁塗装
「大和ハウスの外壁塗装の耐用年数は何年?」
「外壁塗装を依頼する際の注意点が知りたい」
大和ハウスの外壁塗装では、外壁の特徴を把握してから施工を検討するのが大切です。
外壁の特徴をある程度把握しておかないと、業者の提案したプランが適切かどうか判断できず、納得できる施工ができない可能性があります。
本記事では、大和ハウスの外壁塗装の耐用年数や依頼する際の注意点を解説します。
費用相場や業者選びのコツも紹介しますので、外壁塗装を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
外壁塗装をする前に知っておきたい大和ハウス住宅の特徴
大和ハウスは自社ブランドxevoΣ(ジーヴォシグマ)を代表する鉄骨造が一般的で、外壁材として主にサイディングボードが使われているのが特徴です。
大和ハウスのサイディングボードは、厚さが16mm、25mm、34mmの3種類があります。
一般的な外壁の厚さが14mmや16mmのため、25mmや34mmの外壁を使用している場合は通常よりも厚めの住宅に住んでいることになります。
厚みのある外壁は、耐火性や防音性が高い点がメリットです。
しかし、厚みがある分重くなるため、1️枚あたりのパネル幅が狭く、つなぎ目や目地が多くなります。
目地が多くなると、通常より多くのシーリングが必要です。
大和ハウスの外壁塗装の耐用年数
大和ハウス住宅の外壁塗装の耐用年数は、10〜15年です。
大和ハウスに限らず、外壁塗装の耐用年数は使用している塗料の種類によって変わります。
塗料ごとの耐用年数は以下のとおりです。
・ウレタン塗料:5〜10年
・シリコン塗料:7〜15年
・フッ素塗料:12〜20年
・無機塗料:18〜20年
耐用年数は塗装環境によって異なるので、あくまでも目安です。
外壁は経年劣化によって美観や防水性が失われるため、定期的なメンテナンスをしましょう。
大和ハウスの外壁塗装を依頼する際の注意点
大和ハウスの外壁塗装を依頼する際の注意点は以下の4つです。
・シーリングの費用がかかりやすい
・2000年以前に建てられた場合は塗装できない可能性がある
・サイディングボードに塗料が付着しないことがある
・ヒートブリッジが気になる場合は断熱塗料で対応する
順に解説します。
シーリングの費用がかかりやすい
大和ハウスのサイディングボードは目地が多い分、シーリングの費用がかかりやすいのが特徴です。
シーリングとは、施工の際にできる隙間を充填剤で埋める作業のことです。
大和ハウスのサイディングボードは目地だけでなく凹凸もあり、一般住宅の倍以上のシーリングが必要です。
2000年以前に建てられた場合は塗装できない可能性がある
2000年以前に建てられた住宅に塗装すると、外壁が剥がれたり膨れたりする可能性があり、塗装できない場合があります。
2000年以前にサイディングボードに使われていた塗料に欠陥があったことが原因です。
既存塗料の密着性が悪いため、上から塗装しても同じトラブルが発生する可能性があります。
塗装で解決できない場合、張替えやカバー工法での施工が必要です。
自宅の外壁にどのような塗料が使われたかわからない場合は、塗装業者に診断を依頼しましょう。
サイディングボードに塗料が付着しないことがある
サイディングボードにアクリル樹脂のコーティングがされている場合、塗料が付着しないことがあります。
アクリル樹脂は撥水性に優れていて、汚れが付着しにくい性質があるため、上から塗装しても塗料が付着しません。
アクリル樹脂の特徴を理解せず、上から塗装すると外壁に剥がれや膨れが発生します。
外壁の剥がれや膨れは、防水機能を失い雨漏りや外壁材が腐敗する原因になりかねません。
本来はコーティングを剥がしてから塗装すべきですが、費用と手間がかかります。
アクリル樹脂がコーティングしてある外壁は、カバー工法を検討する必要があります。
ヒートブリッジが発生している場合は断熱塗料で塗装する
外壁に鉄骨の影が浮き出たように見える場合はヒートブリッジ現象が起きているので、気になる方は断熱塗料で塗装しましょう。
ヒートブリッジとは、鉄骨のような熱伝導率が高い部材が外壁内で急激に温度上昇する現象です。
鉄骨造の大和ハウスでは外気と室内の気温差が大きい場合、外壁内部に結露が見られるケースがあります。
外壁内部に結露が発生すると、鉄骨部分だけ濡れてしまい見た目が悪くなったり、カビが発生して住宅が劣化したりする原因になります。
ヒートブリッジは一般的に塗料では対策するものではありません。
しかし、断熱塗料を使用することで軽減できるため、気になる方は塗装業者へ相談しましょう。
大和ハウスの外壁塗装を依頼する際の費用相場
大和ハウス住宅の外壁塗装を依頼する場合、費用相場は以下のとおりです。
・大和ハウス:140万円以上
・外壁塗装の専門店:70〜110万円
大和ハウス住宅の外壁塗装の費用が高くなるのは、下請けに依頼する際の人件費や保証内容の維持費がかかるためです。
上記の価格はあくまでも目安で、別途足場代やシーリング代など費用が発生する場合があります。
外壁塗装の費用を具体的に知りたい方は、塗装業者に見積もりを依頼しましょう。
大和ハウスの外壁塗装を塗装業者に依頼する基準
大和ハウスの外壁塗装を塗装業者に依頼する基準は以下の2つです。
・大和ハウスの施工実績がある塗装業者を選ぶ
・保証の手厚さで選ぶ
順に解説します。
大和ハウスの施工実績がある塗装業者を選ぶ
大和ハウス住宅の外壁塗装を依頼する際は、施工実績のある塗装業者を選びましょう。
大和ハウス住宅を外壁塗装するには、鉄骨やサイディングの専門知識が必要です。
経験豊富な塗装業者を選ぶには、ホームページに大和ハウスの施工事例が掲載してあるかを確認しましょう。
保証の手厚さで選ぶ
大和ハウス住宅の外壁塗装を依頼する際は、保証の手厚さで選びましょう。
保証期間中に塗装に関するトラブルが発生した場合、修理や補修が受けられます。
保証を選ぶ際は保証期間の長さと適用範囲を確認します。
塗料の劣化だけでなく、施工ミスや施工不良も適用されるかが重要です。
アフターフォローがある業者だと、施工後も安心して相談できます。
大和ハウスの外壁塗装の施工事例
大和ハウス住宅で実際にタカハシ塗装が担当した施工事例を2つ紹介します。
どのような施工が実施されたか具体的に確認できますので、ぜひ参考にしてみてください。
阿見市のM様邸
【ビフォー】
【アフター】
施工内容:
・外壁塗装
・屋根塗装
・軒天塗装
・雨樋塗装
・鼻隠し塗装
・雨戸塗装
・鉄部塗装
・シーリング工事
・光触媒コーティング
使用材料:
・外壁 アステックペイント 超低汚染リファインSI-IR
・屋根 アステックペイント スーパーシャネツサーモSI
・シーリング オート化学工業 TF2000
色:
・外壁 バーチグレー
・屋根 トゥルーブラック
築25年の大和ハウスの住宅です。
前回の塗装はハウスメーカーが担当しましたが、今回はタカハシ塗装が担当しました。
大和ハウスの特徴を押さえて、既存の色と同じ色で塗装し大変満足していただきました。
牛久市のO様
【ビフォー】
【アフター】
施工内容:
・外壁塗装
・屋根塗装
・付帯部塗装
・シーリング工事
使用材料:
・外壁 アステックペイント シリコンREVO1000IR
・屋根 アステックペイント スーパーシャネツサーモF
・シーリング サンスター ペンギンシール2570NB
色:
・外壁 白色:ペリウィンクルブルー、水色:ブルーグレイ
・屋根 ラセットブラウン
築25年の大和ハウス住宅で、1回目の塗装工事になります。
ひび割れがあったため、補修をしてから塗装しました。
お客様のご希望のお色に変更し、仕上がりを喜んでくださいました。
まとめ:大和ハウスの外壁塗装は施工事例がある業者を選ぶことが大切
大和ハウス住宅はxevoΣ(ジーヴォシグマ)を代表する鉄骨造で、外壁材にサイディングボードを使用しています。
サイディングボードはシーリングが必要だったり、塗料が付着しにくい場合があったりと塗装の際は注意が必要です。
外壁塗装を依頼する際は、大和ハウスについて知見や施工実績のある業者を選びましょう。
タカハシ塗装も大和ハウス住宅の施工事例が豊富な塗装業者です。
地域密着型の塗装業者で、最短即日でご自宅にお伺いし、外壁の状態を確認いたします。
大和ハウスの塗装を検討している方は、見積もりや点検を無料で実施していますので、お気軽にお問い合わせください。
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