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屋根塗装を塗り替える時期は何年?劣化状況の目安や最適な季節を解説

  • 屋根塗装


「屋根塗装の塗り替えをする時期の目安が知りたい」
「屋根がどのような劣化状態なら塗装が必要なの?」


インターネット上では屋根塗装の時期は、新築から10年が目安と言われています。


しかし、屋根は紫外線や雨風にさらされやすいため、外壁より耐用年数が短くなるという理由で適切ではありません。


外壁塗装なら10年の耐用年数がある塗料を屋根塗装すると、6~8年で塗り替えが必要な場合があります。


本記事では屋根材や劣化状態で塗装の時期を見極める基準、屋根塗装に向いている時期や費用相場を解説します。


屋根塗装を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

屋根塗装の時期は屋根材で違う


屋根塗装の時期は、屋根材によって耐用年数や塗り替えの時期が異なります。


屋根材でよく使われるのは、以下の5つです。


・スレート
・トタン
・ガルバリウム鋼板
・セメント瓦
・粘土瓦


それぞれの耐用年数や塗り替えの時期について詳しく解説します。

スレート

スレートとは薄い板状の屋根材で、セメントと繊維素材を固めて作られています。


スレートは住宅の7〜8割に採用されている屋根材です。


軽量で耐久性が高く、人工の屋根材で価格が安いのが特徴です。


スレートの耐用年数は15〜30年で、屋根塗装の塗り替え時期は5〜15年が目安となっています。

トタン

トタンとは薄い鉄板に亜鉛メッキを施した棒状の屋根材です。


安価で施工時期が短く、高度経済成長期頃によく使われていました。


トタンはさびやすく穴があきやすいため、現在はあまり使用されていません。


トタンの耐用年数は6~20年で、屋根塗装の塗り替え時期は5〜10年が目安です。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板はアメリカで開発された、ガルバリウムという合金でメッキされた屋根材です。


耐用年数が長く、さびにくいのが特徴です。


ガルバリウム鋼板の耐用年数は20〜50年で、屋根塗装の塗り替え時期は5〜25年が目安となっています。


ただし、海沿いや高温多湿の環境に住宅がある場合は、素材の劣化が早まる可能性があります。

セメント瓦

セメント瓦は1970〜1980年に流行したセメント製の屋根材です。


セメント瓦は価格が安く製造しやすいため、住宅不足だった高度経済成長期に普及しました。


しかし、衝撃に弱く割れやすいデメリットがあることから近年では使われていません。


耐用年数は30〜40年と比較的長いですが、定期的に塗装しないと屋根材が劣化するおそれがあります。


屋根塗装の時期は5〜20年が目安です。

粘土瓦

粘土瓦は粘土を焼き固めて作られた瓦で、日本瓦とも呼ばれています。


日本の風土や気候に適していることから人気の屋根材です。


焼いて作られているため、火に強く防水性や断熱性が備わっています。


耐用年数が50〜100年と長く、素材そのものが劣化しにくいのが特徴です。


耐用年数が長いため、塗り替えの必要がありません。

屋根塗装の時期を見極めるための基準


屋根塗装の時期の目安を知るには、以下の5つの基準を見極めましょう。


・ひび割れ
・剥がれ
・色あせ
・こけ、カビ
・サビ


それぞれ詳しく解説します。

ひび割れ

ひび割れがあった場合は、必ず塗り替えましょう。


ひび割れは経年劣化や衝撃で屋根の塗膜が割れる現象です。


放置すると屋根材の保護機能が弱まり、雨風の影響を受けやすくなります。


屋根全体に劣化が進行している可能性があるため、早めに塗り替えることをおすすめします。

剥がれ

剥がれがあった場合も早めに塗り替えるのが適切です。


施工不良や経年劣化で塗膜の付着力が低下すると、剥がれが発生します。


放置すると屋根材の保護機能が弱まり、雨風の影響を受けやすくなります。

色あせ

色あせが発生した場合は、すぐに塗り替える必要はありません。


色あせの原因は、紫外線や雨風が当たることによる経年劣化です。


経年劣化の初期に起こるサインで、ほかの部位も劣化が始まる目安になります。


色あせを発見したら、定期的に経過観察をして屋根の塗り替え時期を検討しましょう。

こけ、カビ

こけやカビを見つけたら、塗り替えを検討しましょう。


こけやカビは、屋根材の防水性が失われていることが原因です。


放置すると雨水で湿った状態が続き、こけやカビが繁殖しやすい環境になります。


こけやカビは美観も損なうため、外観を気にする人は塗り替えることをおすすめします。

サビ

屋根材が赤や茶色に変色してきたらサビが発生しているため、早めに塗り替えましょう。


サビは紫外線や雨風にさらされた経年劣化が原因です。


放置すると屋根が腐食して穴があいてしまい、雨漏りするおそれがあります。


サビは塗り替え前に下処理をする必要があり、広範囲になると費用がかかるため、早めの塗り替えが欠かせません。

屋根塗装に向いている時期


屋根塗装をする時期によって乾燥不良が起きる場合があるため、劣化の度合いが変わることがあります。


塗装に最適な時期は気温が5度以上で湿度が85%未満であることが理想です。


おすすめの時期は地域によって異なり、以下のようになります。


・一般的に向いている時期は春と秋
・寒冷地の場合は夏
・梅雨や台風の影響を受けやすい地域は春


それぞれ詳しく解説します。

一般的に向いている時期は春と秋

春と秋は施工に適した気候が続くため、工事が予定通り進みやすく屋根塗装に向いている時期です。


春と秋は、気温が5度以上で湿度が85%未満の条件を満たしやすく、塗装に最適です。


ただし繁忙期のため、希望の工事日に塗装を依頼できない場合があります。

寒冷地の場合は夏

寒冷地は海水の気温が低く台風の影響を受けにくいため、屋根塗装をするなら夏が向いています。


逆に春と秋は気温が低く朝露や夜露が発生し、作業できる時間が限られるので工期が長くなるおそれがあります。


日照時間が長く、乾燥しやすいので夏に塗装するのがおすすめです。

梅雨や台風の影響を受けやすい地域は春

梅雨や台風の影響を受けやすい地域では、春が屋根塗装に向いています。


梅雨や台風などの影響を受けると、塗装ができなかったり乾燥に時間がかかったりするためです。


気候の安定している春に、屋根塗装を検討しましょう。

屋根塗装の費用相場


約30坪の住宅で屋根塗装をする際の費用相場は以下のとおりです。


・屋根のみの塗装:60~80万円
・外壁塗装+屋根塗装:110~160万円


屋根の種類や形状、劣化状況、使用する塗料の種類などによって費用が異なります。


そのほか、足場代やシーリング代など諸経費がかかる場合があります。


具体的な価格を知りたい方は、実際に店舗で見積もりをとるのがおすすめです。

屋根塗装は時期や劣化状況を見て検討しよう


屋根塗装の時期は6~8年が目安です。


一般的には10年が目安と言われていますが、実際には紫外線や雨風の経年劣化によって屋根塗装は塗料の耐用年数に比べて短い傾向にあります。


住宅に劣化を発見したら、早めに専門家に相談し、塗装を検討しましょう。


タカハシ塗装でも屋根塗装を受け付けています。


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無料で点検していますので屋根塗装の状態が心配な方は、お気軽にご相談ください。


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